『自然派』という派閥が存在する
子どものいる母親が最大勢力な気がする
子どもの為に良い物を・・・というのが起因だろう
私の認識の『自然派』は
・無農薬、有機栽培国産食材にこだわる
・オーガニックコットンが好き
・マクロビとかそういうのが好き
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さらに過激化すると
・子どもに予防接種を受けさせない
・何かよくわからないが反原発とか声を上げる
・東洋医学信仰が激しく病院で治療を受けたがらない
・非自然派をディスる
等々、過激になるにつれ色々とある
子どもに良いものを、というのは結構な事だ
だが、何故かこの手のタイプの人は攻撃的な人が多いと感じた
自然派というぐらいだから自然のように静かで穏やかな人でいてほしいものだ
いや、自然というぐらいだから逆に恐ろしいという事なのかもしれない
今まで子どもを通じて色々な母親に会い話をする事があったのだが、基本的に『こうである』というのに囚われていてこちらの話を全く聞かずに一方的に持論を展開してくる
あなたそんな生活じゃ子どもが可哀想、みたいな扱いだ
酷いものだ
私も大概健康志向ではあるが、普通に外食するし市販のパンも食べるし化学繊維の服も持っている
むしろ化学の進歩ありがとうと思いながらハイテクにお世話になっている
どちらかといえば、自然派は真の田舎育ちより都会のスタイリッシュな母親に多いのではないだろうかと思っている
先日夫の祖母宅に行った
山を切り開いた土地に建つ築100年程度の家
入り込んだ虫を一匹駆除する事に何の意味も無いと感じる空間
家はもはや山の一部と化している
大きな蜂を素手で掴んで外に出す
手のひらサイズの蜘蛛をおやおやと言いながら優しく包んで外に出す
家の側の広大な畑では沢山の野菜に農薬を散布する
農薬を使わなければ売れる野菜は作れない、死活問題なのだ
そんな様子を見て思った
これが真の『自然派』なのではなかろうか
自然”派”どころか夫の祖母の存在そのものが自然の一部なのではなかろうかと
都会の『自然派』は、虫1匹出ない綺麗なマンションに住み、無農薬野菜を高いお金を出して取り寄せる
ネットで調べた情報だけで右往左往して、頭でっかちになって日々を過ごす
母親達の『自然派』は、ただ何かにカテゴライズされて自分の居場所を作り出しているだけなのではなかろうか
そして集合体で過激化されて宗教感が出てきてしまうのではなかろうか
それが悪いことだとは思わない
タレントの追っかけをしているファンと大差ない
適当にまとめてしまうと、どんな思想でもいいから他人を巻き込まないで一人で完結してねというだけの話である
私も持たない暮らしは人に薦めないし話さない
家庭内だけで完結している
まぁ何にせよ、人付き合いは最低限が楽である事には違いない・・・・
↓たまねぎは野菜界四天王のうちの一人↓