私の両親は裕福では無いがめちゃくちゃ貧乏というわけではなかったと思う
昇進する気のない万年平社員の父、パートを掛け持ちする母
小田舎の持家住まい
よくあるごく普通の一般人家庭だ
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高校は私立NG、進学は自宅から通える国公立のみ(出来れば夜間)という縛りだった
母は節約という事をあまりしない人だった
家計簿を付けたことがなく、4人家族で食費は10万円弱使っていただろうと言っていた
友人が海外に旅行に行くと聞けば、ブランド物を買ってきてもらう
量販店に入っているような本物かニセモノかわからないような安売りブランド物をありがたがって買う
よくいるタイプだろう
両親ともに自転車で行けるレベルの近距離で仕事をしていたのに、一人1台車を所有していた
自動車会社に勤めている知り合いにいい顔する為に買っていたのだろうと今になってわかる
父はこの世代のオッサンに多い、節約という概念が無くお金は無限にあると思っている人だ
家になんぼでもお金があると思っている
見栄を張り、人に奢る
60代も後半にさしかかろうという今もそれは変わらない
ふたりとも見栄っ張りな為、子どもに残せる財産らしい財産は無い
何も期待はしていないが、どう考えても無駄が多いと高校生の頃に思ったものだ
そんな実家にはたくさんの物がある
この間も、貰い物のバスタオルが出てきた、子どもが使うだろうと10年以上寝かされたらしき派手なタオルを沢山持ってきた
ブランド物よ!と言っていた
タオルに限らず、そんな寝かされた貯蔵品がたくさんあるのだろう
体が動くうちになんとかしておいてくれとは言っているが、まぁしないだろう
片付けておいてね、という話をすると、『お母さんは沢山ブランド物を持っている』という話をするのでそれを聴くのが面倒でもうあまり言いたくない
大きな婚礼箪笥、もう誰も使わない古い着物、誰も泊まりに来ないのに複数ある客用布団
一体どうするつもりなのか
もう70歳近い
老前整理の為に本を読んでいる↓
私が介入すると、『あんたは何でも「いらん」と言って捨てるから嫌だ』と敬遠されているので自分で何とかしておいて欲しいものだ
父は最低限の服と釣り道具ぐらいしか持っていないだろう
金を残さないのなら、物も残さないでくれ・・・処分にも金がかかるのだ!!
酷い娘だと思われるが、正直言えば反面教師で今の自分があると言っても過言ではない
↓老後こそミニマルライフが向いているのではなかろうか↓