私の母親はもうすぐ70代だ
わりと高齢なうえに、病気を患っている
(ついでに私と性格の相性が悪い)
故に、たまに会った際にもしもの時の話をされる
そして、持ち物の話をする
『お母さんは片付けている!』
『もういらないもの全部捨ててる!』と
そう言うが、母は典型的な ”買った時高かった” 症候群だ
買った時高かったとはいえ、価値などすぐ下がるのだ
リサイクルに持ち込めばわかるが、買った金額の一割にもならないのだ
つまり、価値だけでいえば買った時の一割以下なのだ
それを言っても理解されない
何度も使ったヴィトンの財布(スレ汚れ多数)が、何故か彼女の中ではずっと”買った時の価格”の価値なのだ
使っていないのに、処分しない
元値が10万円だったとしても、手入れもせず使い込めばもはや数千円の価値があるのかどうかもわからない代物に成り下がっている
減価償却という概念がないのだ
そしてなぜかあの世代はブランドバッグが好きだ
庶民あるあるだが、服にはお金をかけないくせにバッグや小物だけはブランド物を持ちたがる傾向にある
『いらない物を捨てている』と豪語するわりに、押し入れを開けると革が劣化したボロボロのブランド物バッグやここ最近買ったであろう軽量の謎のバッグ類がたくさん出てくる
これらは、””いらない物” に属さない模様だ
使っていないのに
もう何年も使っていないのに
特に仕事していないのであれば、カバンなんて日常使いの物が1個2個あればいいのだ
その通り、実際普段使っているのは軽いショルダーのみだという事だ
捨ててくれ、と頼んでも、やっぱり『これは10万円した』と
だから何なんだと
だったら使えよと
知ったこっちゃないと
子供である私達も不要だと言っているのに
冷たい言い方になるが、体が元気に動くうちに身辺整理をしておいてほしいのだ
『お父さんにはお金を任せられないから整理してあんたたちに伝えておく』
と言って一体何年経つんだ
私自身タスクが貯まると早く処理してスッキリしたい方なので、こういった ”やるやる詐欺” にイライラするのだ
やらないならやらないでいい
やりもしないのに ”やる” と言わないで欲しいのだ
親には優しくしろと言われかねないが、イライラするものはイライラするのだ
↓30代だが身辺整理はじめながら参加しています↓