私はとにかく面倒くさがりだ
我が家の家事分担は、収入比率に準ずることになっている
その比率より、力仕事やベランダ、高い場所の掃除は夫(190cm越えの大型仕様)、それ以外の家事は私、といった分担となった
つまり日常の家事はすべて私なのだ
料理=面倒
掃除=面倒
洗濯=一番マシだが干すのは面倒
とにかく何もかもが面倒である
料理は子供もまだ量をそんなに食べないうえに、大型の夫も見た目のわりに普通量しか食べない(70kg程度らしい)、そして自分自身も1~2の少な目なので現時点ではなんとかこなせている
凝ったものは作らない
珍しい食材も調味料も買う事はないので、ほぼ和食ローテーションだ
特に文句は言われず完食していただいているので普通の味ラインには到達しているであろう
食器洗いは食洗器という技術の進化に全て頼っている
(大変にありがたい)
洗濯はメンテナンスが面倒な服は最初から買わないのですべて洗濯機に放り込んで自動でよろしくお願いしている
干すのはまぁ面倒だが、干さないとより面倒な事になるのでなんとかこなせている
問題は掃除なのだ
とにかくその掃除の手間を省きたい
手入れをしなければいけない物を減らしたい
いろいろと試行錯誤した結果、とにかく物を減らす事が掃除を早く終える一番の近道なのだと結論付けた
仕事やら何やらで何度かコンパクトカーで引っ越ししている事もあり、もともとそんなに物自体は持っていない方なのだがやはり子供がいて生活をしていると色々と増えてしまう
それでもとにかく所有するものを最低限にして、掃除を最低限にしたい、だって面倒だもの
厄介なのが、面倒くさがりのくせに家は綺麗な状態にしておきたいのだ
視界に入る情報量は少ない方が気持ち的に快適だと感じるのだ
物を最低限まで減らすと、さほど散らからない
散らかるものが無い
(子供のおもちゃがあるが、それは決めた範囲内で好きにさせている)
そうすると片づけるのが簡単かつ掃除機がすぐに終わる
拭き掃除するのですらあまり物を避けなくていい
そして物を探すというこれ以上にない時間の無駄遣いを減らす事が出来る
最低限のもので生活するというのは
面倒くさがりにとって最高の環境なのだ
服も最低限しかないと、何を着ようか選ぶという面倒な手間が省ける
最小限主義は、面倒くさがりに向いているのだと思う
他人に押し付ける気はないので、家族にはそれぞれ自分の考えで生きていっていただければいいかと思っている
コレクションしたければ好きにすれば良い
自分の子だろうと気の合う夫だろうと、全く同じ考えの人間なんていないのだから